この目で見てきたこと

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週末はお笑いライブに行った。
テレビに出るような人気者を間近で見ることができた。
せっかくならできるだけ近くで観たいから、頑張って前の席を確保した。

もう亡くなってしまったけど、ジャン・ピエール・レオ―が来日した時、
その時は偶然舞台から一番近い席だったので、彼を細かいところまで全部見た。
ぼろぼろの靴を履いていて、指輪をいくつもはめていた。

それ以来、有名人を見る時は、
テレビや雑誌など切り取られた部分以外で何か新しい発見がないかと、
ついつい観察してしまう。

近くで見るのがやっぱり一番楽しいけど、
超離れた場所から見るのもそれはそれで楽しい。
きゃーきゃー言ってる人や、もっと近づきたいと小競り合いしている人を見るのも楽しい。
(それに巻き込まれたくはないけど)

ロバート・デ・ニーロが六本木にやって来た時、
人があまりに殺到していたので、私は森美術館の階段にのぼって、上の方から彼を見た。
そうしたら、デ・ニーロは手を後ろにやって、
奥さんのおしりをドレス越しに揉んでいるのが見えた。