2016/10/13

10日間の旅に出た。
くだらないことにはもう、うんざりしたのだ。
毎日1冊は本を読むこと、それと思ったこと、起こったことは全部一つ残らずメモするとルールを決めて、小豆島、高松、足摺岬、それから大分へ。

高松空港に着き、予約していたバスを待っていた。だけど20分経っても来なくて、真っ暗な空港の駐車場で途方に暮れる。
沖縄時間ならぬ、四国時間があるのかなあ、それとも行っちゃったのかなあと不安になってバス会社に電話すると、もうすでに到着しているとのこと。

せっかく四国に着いたのに、3日間かけて立てた計画が最初からうまくいかない・・・不吉な旅だ・・・と半べそをかきながら、うろうろすることさらに20分。
暗い駐車場をよーく見渡すと、私の横でずっと、ずーっとわいわい喋っていたタクシーの運転手さんと太ったおじさんと目が合う。そして運転手さんが私に向っていきなり
「あ、気づいた? じゃあ早く乗って」と言ったのである!!!!
え、これって危険な外国の詐欺の手口? とか思いつつ、半信半疑で乗りこむと、私は、相乗りタクシーを予約していたと説明を受けた。もー早く言ってよ~。

相乗りの相手はタクシーの運転手さんの同級生で、どこかの会社の社長さんだった。
二人は四国弁で同窓会の計画を立てていて(たぶん、駐車場にいる時点からずっと)由布院にするか、飛騨にするか、北海道にするか、1時間話しても全然決まらなくて、おかしく思いながら聞いていた。のんきな運転手さんと見栄っ張りで太っちょな社長さんだった。

 途中でラジオから、小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」がかかり、運転手さんが「東京のお客さんにぴったりや」と言ってボリュームを上げてくれた。
そんな一日目。
 朝の瀬戸大橋。
 高松空港にあったスタンプ。これを押してる時、従業員の人がなぜかじーーーっと見てきて怖くて手が震えた。
初日ですでに8.8キロ(猫2匹分)。
飛行機の手荷物は7キロ以下と決まっていて、スタッフの人に
「追加料金がかかりますか?」と聞くと
「(努力の姿勢を見せれば)融通を利かせますよ」と言われて、首からカメラ、両ポケットにタオルやシャンプーを突っ込んだら、7キロ以上あったけどすんなりOKが出てた。
「それはリュックに戻してください」とポケットからはみでたシャンプーを指差された。