2014/10/15

 この間、小林君とジャン・ピエール・レオーのトークイベント+「大人は判ってくれない」の上映に行った。
 ジャン・ピエールは偉大すぎて、歴史上の人物のような存在なのに、私たち、角川ホールの一番前の席だったから、私とジャン・ピエールの間には、見えない空気の壁しかなかった。
 私の人生とジャン・ピエールの人生の時系列が重なっていることの不思議さを感じながら彼をみつめた。
 ジャン・ピエールはあたりまえだけどもうすごいおじいちゃんで、太い指輪とつけた手は、ずっと震えていた。大スターなのに、履いている革靴はぼろぼろで、粋だなあと思った。

「大人は判ってくれない」という映画は、彼そのものだから、映画について語る彼の言葉はそぎ落とされていて、語ってくれたのは簡単な真実だけだった。