女生徒

つい先日、悪意ある人から「低学歴」「田舎の三流大学」とバカにされたので、じゃあここは思い切って太宰治でも読んでみるか、と一発発起したのであるけど、今回読んでみた本は、 「女生徒」という本です。

「女生徒」には私が十代のころにふと感じていた気持ちが書かれていました。
あの一瞬は私だけが孤独に持っていたはずの気持ちなのに。なんでどうしてここに書いてあるの。
ささやかな悲しい一瞬、すべての動作が止まってしまうような胸が軽く宙に浮くような気持ちがそこにはあって、それをありありと思い出す作品で、まぶしすぎて泣いた。
青春は青くさいとか、恥ずかしいとか思うけど、それ以上になんと美しい透明感のあるまっすぐな光なのであろうか!と感激した。

そして昨日、小林君と新宿で飲んだんだけど(小林=インテリ高学歴)なにげなく太宰治のおすすめある?と聞いたところ、
「あー、太宰治かあ。ちゃんと読んだことないなあ」
と、言ったのであっけにとられた。だけどそのあと胸に広がってゆく優越感といったら...!